日産・スカイライン

GT-Rはここから始まった【日産・スカイライン】

スカイラインは日産の中型セダンモデルとして作られたものですが、現在旧車として人気が高いのはその中の一部のモデルであるスカイラインGT-Rだけです。

 

1968年に発売された「ハコスカ」として人気の高いC10の時に初めて作られたのがPGC10型とKPGC10型というGT-Rモデルで、両車は年代のよる違いである4ドアセダンモデルと2ドアハードトップモデルの違いとなります。

 

このモデルにはS20という当時としては非常に珍しい2リッター4バルブDOHCエンジンが搭載され、当時のモータースポーツシーンでも負けなしといった状況になっていました。

 

その反面、外観はリヤだけ付けられたオーバーフェンダーと「板っパネ」と呼ばれるリヤスポイラー、ブラックアウトされたフェンダーミラーなどといったちょっとした違いしか与えておらず、一見すると標準モデルと大差がないように見えるため、「羊の皮をかぶった狼」などと揶揄されることもありました。

 

このモデルの次に発売されたのが通称「ケンメリ」と呼ばれるC110型ですが、こちらにも先代モデル同様にGT-Rが作られました。

 

しかし、モデルチェンジの直後に排ガス規制が厳しくなったことによって標準モデルは対応することができたのですが、S20型エンジンを搭載するスカイラインGT-Rは対応することができず、わずか200台にも満たない生産台数で生産終了となってしまいました。

 

どちらのGT-Rモデルも現在のところ台数が非常に少なく、特にもともと少ないC110時代のGT-Rはまさに貴重品です。

 

どちらの場合も現在に入手困難で、標準モデルをGT-R風に改造した「GT-Rタイプ」とか「GT-R仕様」といったまがい物が出回るぐらいです。

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